上野 彦馬
うえの ひこま
1838(天保 9. 8.27)
1904. 5.22(明治37)
◇江戸幕末・明治期の写真家。号は季渓。上野俊之丞(トシノジョウ)
の子。肥前国長崎の人。
15歳で豊後国日田の広瀬淡窓に入門。長崎で通詞名村八右衛
門に蘭後を学ぶ。
オランダ軍医ポンペの舎密試験所に入り化学・写真を学ぶ。
堀江鍬次郎とともに蘭書をたよりに湿板写真技術を修得。1860
年、江戸に出て、藩主らを撮影。
1862(文久 2.11.)日本最初の写真館上野撮影局を長崎に開き、
坂本竜馬・高杉晋作・伊藤博文などを撮影。1874(明治 7)フラ
ンス金星観測隊の依頼を受けて金比羅山で金星の太陽通過の天
体写真を撮影。1877(明治10)西南戦争には官軍の写真師として
従軍。
◎1862(文久 2)春、下岡蓮杖(レンジョウ)も横浜で開業。
(*)1860(安政 7