上田 秋成
うえだ あきなり《うへだ あきなり》
1734(享保19. 6.25)
1809(文化 6. 6.27)
◇江戸中期の浮世草子・読本作家・国学者・歌人。幼名は
仙次郎、通称は東作、号は漁焉(ギョエン)・和訳(ワヤク)太郎・
剪枝畸人(センシキジン)・無腸(ムチョウ)・余斎・鶉居(ウズライ)。摂津国
曾根崎(ソネザキ)生れ。
娼家の私生児として生れ、4歳で堂島の紙油商上田家の養子
となる。20歳頃より高井几圭に師事し俳諧に遊び、小島重家に
勧められて和歌・歌学を修める。賀茂真淵の高弟加藤宇万伎(ウ
マキ)に国学を学ぶ。
1770(明和 7)都賀庭鐘に医学を学び、1775(安永 4)大坂で開
業。1788(天明 8)医業を廃業。
晩年は眼をわずらい、窮乏。一人住まいを心配して引き取っ
た羽倉家で死去。
代表作は『雨月(ウゲツ)物語』など。
◆秋成忌[旧暦 6.27]。
墓は京都南禅寺畔の西福寺。