伊庭 八郎
いば はちろう
1843(天保14)
1869(明治 2. 5.12)
◇江戸幕末・維新期の幕臣。江戸下谷御徒町生れ。幕府講武所
剣術指南伊庭軍兵衛の長男、想太郎の兄。
1843(天保14)新設の遊撃隊士に編入され、1868(慶応 4)鳥羽
・伏見の戦で奮戦、負傷して江戸に帰る。人見勝太郎ら同志と
海路真鶴に渡り、箱根に出て官軍の背後を衝くが、敗れて左腕
を失う。彰義隊に加わり敗れて、箱館の榎本武揚軍に合流。翌
年 4. 9肩と腹に銃傷を受ける。
◎伊庭の小天狗と呼ばれた。
辞世の句は「まてよ君迷途も友と思ひしにしばしおくるるめ
身こそつらけれ」。