井上 正就
いのうえ まさなり
1577(天正 5)
1628(寛永 5. 8.10)
◇江戸初期の幕府老職。父は清秀(キヨヒデ)。
1622(元和 8)老職。遠江横須賀城主。
西の丸殿中にて目付豊島明重(アキシゲ)の刃傷により絶命。
◎豊島明重は正就の息子の縁談を世話し、大坂町奉行島田直時
(タダトキ)の娘と縁組みし仲人を務める手筈になっていた。しか
し、正就は春日の局から上意として出羽山形城主鳥居忠政の娘
と縁組みするように申し渡され、明重の話を破棄。これを怨み
に刃傷に及んだもの。
刃傷の直後、明重は自分の腹に刀を突き立て、うしろから止
めに入った番士青木忠精(タダカズ)ともに絶命。明重の嫡子継重
(ツグシゲ)は切腹を命ぜられ、豊島家は断絶。