吉田 兼倶
よしだ かねとも
1435(永享 7)
1511(永正 8)
◇室町後期の神道家・吉田神道(元本宗源神道・唯一神道)の大
成者。本姓は卜部(ウラベ)。
1493(明応 2)神祇大副となる。
神祇道を総括する野望を持ち、足利義政の夫人日野富子に接
近する。洛東神楽岡に斎場所・八神殿を設け、神祇長上と称す
る。さらに宗源宣旨によって全国の神職をその支配、神位・神
職の位階を授ける権限を獲得する。
◎反本地垂迹の立場で、儒教・仏教・道教の教理を取り入れた。
日蓮宗徒と組み、伊勢神道の影響を受けながら伊勢神宮から
は神敵とされる。