山本 北山
やまもと ほくざん
1752(宝暦 2)
1812(文化 9. 5.18)
◇江戸後期の儒学者(折衷学派)。名は信有、字は天禧、通称は
喜六、別号は奚疑翁・孝経楼主人。江戸の御家人の子。
15歳で井上金峨に折衷学・孝経を学び、独力で四書六経を読
む。荻生徂徠(オギュウ・ソライ)の学の擬古的態度を排撃し、私塾奚
疑塾を開く。
1790(寛政 2)寛政異学の禁のとき、これに反対し市川鶴鳴(カ
クメイ)・亀田鵬斎(ホウサイ)・塚田大峰(タイホウ)・泉豊洲とともに五鬼
と称される。
著書は『孝経集覧』・『孝経楼詩話』・『孝経楼漫筆』など。