山口 素堂
やまぐち そどう《やまぐち そだう》
1642(寛永19)
1716(享保元. 8.15)
◇江戸中期の俳人。名は信章、幼名は重五郎、通称は市右衛門
のち勘兵衛。別号は来雪・素仙堂・蓮池翁、庵号は今日庵・
其日庵。甲斐国生れ。
江戸で漢学を修める。
京都で北村季吟に俳諧を学ぶ。
江戸に定住し仕官するが、38歳で致仕し晩年は葛飾(カツシカ)に
隠栖。
経学・和歌・書道・茶道・能楽など広い教養を備え、同門の
松尾芭蕉と親交を結び客分となって蕉風成立期の芭蕉に大きな
影響を与える。
著書『とくとくの句合』。
◆素堂忌[旧暦 8.15]。
◎後世、葛飾蕉風・葛飾蕉門の祖とされる。
◎弟子の長谷川馬光(バコウ)らは1750(寛延 3)関口芭蕉庵に「さ
みだれ塚」を築いている。
◎鎌倉の由比ヶ浜を詠んだ句「目には青葉/山ほととぎす/は
つがつお」は有名。