武蔵坊 弁慶
むさしぼう べんけい
生年不詳
1189(文治 5.閏4.30)
◇平安末期・鎌倉初期の荒法師。幼名は鬼若(オニワカ)。新宮別当
弁証(ベンショウ)の子。
比叡山や書写山で修業し、書写山に火を放ち京を追われる。
太刀千本を奪い取る悲願を立て、あと一本で千本になる時に牛
若丸(ウシワカマル)(源義経)に出会い、降参して家来になる。
義経が源頼朝(ヨリトモ)と不和になり、奥州平泉に落ち延びて行
くとき、如意(ニョイ)の渡りで渡し守に怪しまれ(歌舞伎では安宅
<アタカ>の関)、義経を打ち据える。また、衣川(コロモガワ)の館で藤
原泰衡(ヤスヒラ)に襲われたとき、立ち往生(オウジョウ)したと伝えら
れている。