紫 式部
むらさき しきぶ
生年不詳
没年不詳
◇平安中期の物語作者・歌人。越前守藤原為時(タメトキ)の次女。
『源氏物語』・『紫式部日記』の作者。中古三十六歌仙の一。
生年は 978(天元元)が通説で、 970(天禄元)・ 973(天延元)の
説もある。没年の説には1014(長和 3)・1031(長元 4. 1.)があ
る。
996(長徳 2. 5.)越前守として赴任する父に随い越前の国府
に赴き、翌年10月まで滞在。 999年正月ころ右衛門権佐藤原宣
孝の本妻(第二夫人)となり、翌年賢子を生む。1001(長保 3. 4.)
夫と死別。
1006(寛弘 3. 1.)一条天皇の中宮藤原彰子の許に出仕、はじ
め藤式部のち越後の弁と名乗る。
◆名月紫式部祭[旧暦 8.15]滋賀県大津市の石山寺源氏の間(マ)
で紫式部の伝説にちなむ観月会が催される。
(4)源氏物語の「紫の上」と父の官位「式部丞」による名という説
が有力。
(*) 999(長徳 5