無学 祖元
むがく そげん
1226(嘉禄 2)<宝慶 2>
1286(弘安 9)
◇鎌倉時代の臨済宗の帰化僧・無学派(仏光派)の祖。字は子元、
道号は無学、諱(イミナ)は祖元、諡号(シゴウ)は仏光禅師・
円満常照国師。南宋の明州慶元府(現:浙江省)の人。
杭州の浄慈寺(ジンズジ)で出家。径山(キンザン)の無準師範に参
じ、その法を嗣(ツ)ぐ。
1279(弘安 2)執権北条時宗の招きに応じ、1280(弘安 3)来日
し、蘭渓道隆(ランケイ・ドウリュウ)寂後の建長寺の住持となる。
時宗をはじめ鎌倉武士の帰依を受け、1281(弘安 4)弘安の役
前後の政策に影響を与える。
1282(弘安 5)時宗は円覚寺を創建し、祖元は開山となる。
のち建長・円覚に兼住して日本臨済宗に大きな足跡を残す。
著書は『仏光国師語録』10巻。