宮川 長春
みやがわ ちょうしゅん《みやがわ ちょうしゅん》
1682(天和 2)
1752(宝暦 2.11.13)
◇江戸中期の肉筆浮世絵師・宮川派の祖。名は喜平次、通称は
長左衛門、号は春旭堂。尾張(現:愛知県)宮川村出身と伝える。
江戸に移り、初め土佐派の古法を学び、のち菱川師宣・懐月
堂安度に傾倒。
1751年、日光東照宮修繕の時、下請けの支配に行き違いが生
じ、狩野春賀と報酬のことで争い流罪に処せられる。2年後に
許されて江戸に帰るが間もなく没する。
柔軟な描線と美しい彩色で肉筆美人画を描く。版画は残して
いない。
代表作は『風俗図巻』(東京国立博物館所蔵)・『演劇図巻』
など。
(*)1751(寛延 4