前田 綱紀
まえだ つなのり《まへだ つなのり》
1643(寛永20.11.16)
1724(享保 9. 5. 9)
◇江戸前期の加賀藩主(5代)。幼名は犬千代、初名は綱利、号
は顧軒・香雪、諡号(シゴウ)は松雲公。加賀藩主前田光高の長男、
母は水戸藩主徳川頼房の娘阿智姫で将軍徳川家光の養女。前田
吉徳(ヨシノリ)の父。
1645(正保 2. 4.)父光高の急死により3歳で襲封、祖父利常
(トシツネ)が後見となる。
義父の会津藩主保科正之(ホシナ・マサユキ)の援けを得て、凶作対策
など農政に力を入れる。学問・武芸を奨励し、木下順庵・室鳩
巣(ムロ・キュウソウ)らを招き和漢古典の収集保存、『庶物類纂』など
の編纂事業を行い、前田家尊経閣文庫の基礎を築く。
◎加賀藩中興の英主といわれた。