谷崎 潤一郎
たにざき じゅんいちろう《たにざき じゆんいちらう》
1886. 7.24(明治19)
1965. 7.30(昭和40)
◇小説家・劇作家。東京市日本橋区蠣殻町二丁目一四番地生れ。
谷崎精二の兄。
坂本小学校高等科・府立第一中学校を経て、1905(明治38)第
一高等学校英法科に入学、文学で身を立てる決意をして文科に
転じ、1908(明治41)東京帝国大学国文科入学(中途退学)。
1915(大正 4)群馬県前橋市出身のの石川千代子と結婚。妻千
代子の妹との恋愛から結婚を望み、妻と佐藤春夫の恋愛をいっ
たん許し、妻を譲ると約束しながら土壇場で翻意したことは
「小田原事件」として知られる。1930. 5.(昭和 5)妻千代子・佐
藤春夫と連名で、千代子が長女鮎子を伴い離別して春夫に嫁ぐ
旨を発表、同年8月に千代子夫人と離婚し三者合意を声明。
1931(昭和 6)古川丁未子(トミコ)と結婚、1933(昭和 8)別居、
1934(昭和 9)離婚。同年、根津(旧姓は森田)松子と同棲、1935
(昭和10)結婚。
第二次「新思潮」同人。耽美・背徳の官能的な世界を描くが、
関東大震災を機に関西に移住し、古典的・伝統的な作品を生む。
1949(昭和24)文化勲章、受章。
作品は1910(明治43)『刺青(シセイ)』・『少年』・『痴人の愛』・
1928(昭和 3)『蓼喰ふ虫』・1933(昭和 8)『春琴抄』・1948
(昭和23)『細雪(ササメユキ)』・1949(昭和24)『少将滋幹の母』・
1956(昭和31)『鍵』・現代語訳『源氏物語』など。
(5)大正四年三〇歳のとき、彼は群馬県前橋市出身の石川千代
子と結婚し、……。
(11)大正四年三〇歳のとき、彼は群馬県前橋市出身の石川千代
子と結婚し、……。
(13)大正四年群馬県前橋市の石川千代子と結婚本所小梅町に家
を持ち、……。
◆谷崎忌[ 7.30]。