太宰 治
だざい おさむ《だざい をさむ》
1909. 6.19(明治42)
1948. 6.13(昭和23)
◇小説家。本名は津島修治(シュウジ)。青森県北津軽金木町大字
金木字朝日山生れ。大地主の六男。
青森中学校・弘前高等学校を経て、1930(昭和 5)東京大学仏
文科に入学するが中途退学。
1929.12.10(昭和 4)弘前高等学校在学中、カルチモン(睡眠
薬)を飲んで昏睡状態となるが、一命をとりとめる。
1930. 1.28(昭和 5)銀座裏のバー「ホリウッド」の女給田辺あ
つみと江ノ島でカルチモンを飲み投身自殺をはかって、彼のみ
漁船に救われる。
1935(昭和10)「都新聞」の入社試験に落ち、鎌倉八幡宮の山中
で靴紐で縊死(イシ)をはかり、紐が切れて失敗。
1931(昭和 6)以来同棲していた小山初代(芸者紅子)と1937
(昭和12)水上温泉でカルチモンを飲み自殺を企てたが二人とも
未遂、のち離別。
1939(昭和14)石原美知子と結婚。
十三日深更、山崎富栄とともに玉川上水に投身。十九日早朝、
井の頭公園の万助橋下流で死体が発見。二人は赤い腰紐で結び
付けられていた。
坂口安吾・織田作之助らとともに無頼派の代表作家とされる。
作品は1936(昭和11)処女短編集『晩年』・『走れメロス』・
『桜桃』・『人間失格』など。
◆桜桃忌(太宰忌)[ 6.19]東京都三鷹市下連雀の黄檗宗禅林寺。
好物だった桜桃(オウトウ)の季節と短編『桜桃』から。
◎『佳日』のモデルは塩月赳(シオツキ・タケシ)。