在原 業平
ありはらのなりひら
825(天長 2)
880(元慶 4. 5.28)
◇平安初期の歌人。別称は在五(ザイゴ)中将・在中将。平城天
皇の皇子阿保(アボ)親王の第5子、母は恒武天皇の皇女伊都(イト)
内親王。在原行平(ユキヒラ)の弟、在原棟梁・滋春(シゲハル)の父。
六歌仙人・三十六歌仙の一人。
826(天長 3)兄行平らと在原姓を賜る。
右近衛権中将を経て、 879(元慶 3)蔵人頭、従四位上。文徳
天皇の皇子惟喬親王に近侍。
容姿端麗で『伊勢物語』の主人公と目される。
◆業平忌[旧暦 5.28]。
◎『伊勢物語』九段:「名にしおはゝいさことゝはん宮古鳥/
わかおもふ人はありやなしや」
◎「今(イマ)業平」のように用いられ近世まで典型的美男子とされ
た。