善鸞
ぜんらん
生年不祥
没年不祥
◇鎌倉時代の真宗の僧。親鸞と恵信尼(エシンニ)との長男、覚信尼
の兄。号は慈信房。
東国から京都に帰った親鸞一家はやがて分散したが、覚信尼
とともに父のもとに残る。
建長初年(1250年ごろ)東国の門弟たちが在地支配者から弾圧
を受けたため親鸞の名代として関東に派遣される。しかし、有
力弟子を幕府に訴えるなど支配者側に与(クミ)するようになる。
さらに、ある夜自分だけが親鸞から本当の法門を授かったとし
たことから、1256(建長 8)異義のため親鸞より義絶される。