渋沢 栄一
しぶさわ えいいち《しぶさは えいいち》
1840(天保11. 2.13)
1931.11.11(昭和 6)
◇明治・大正期の実業家。号は青淵。
一時尊攘運動に加わるが、のち一橋家に仕え、1866(慶応 2)
一橋慶喜が将軍になると幕臣となる。1867(慶応 3)パリ万国博
覧会に出席する徳川昭武に随行して渡欧、各国の産業設備や経
済制度を見聞し、1868年帰国。1869(明治 2)大蔵省租税司また
民部省改正掛長。1872(明治 5)大蔵大丞となり井上馨(カオル)を
補佐、租税制度・廃藩置県・貨幣制度・銀行条例作成などにあ
たる。各省との対立が激化し、1873(明治 6)井上とともに辞職。
第一国立銀行・日本銀行を創立。王子製紙・東京瓦斯・東京鉄
道・大阪紡績・日本郵船などの創立あるいは関与。1878(明治
11)朝鮮の釜山に第一国立銀行の支店を設立。朝鮮・中国への
進出を企て、東京商科大学・東京高等蚕糸学校などに援助。
近代日本の資本主義の生みの親といわれる。
次女琴子は財政家阪谷芳郎(サカタニ・ヨシロウ)の妻。
◎東京目黒の三田綱町(現:三田3丁目)にあった屋敷(1876<明
治 9>築)が青森県三沢の古牧温泉渋沢公園に移築(1992<平成 4>)
されている。
◎東京都千代田区大手町2丁目の常盤橋公園に銅像がある。
(2)(生)武蔵国榛沢郡(埼玉県大里郡)。生家は農耕・養蚕・藍
玉を営む豪農。
(4)埼玉県の人。
(6)武蔵国血洗島の豪農の生れ。
(+)「朝日新聞」(1992. 6.14日曜版):埼玉県・深谷に生まれた。
(*)1868(慶応 4