十返舎 一九
じっぺんしゃ いっく
1765(明和 2)
1831(天保 2. 8. 7)
◇江戸後期の戯作者・洒落本・黄表紙・滑稽本・合巻(ゴウカン)本作
者。本名は重田貞一(シゲタ・サダカズ)、通称は与七、幼名は市九、
別号は酔斎・十偏舎・十偏斎。駿河国府中の人。
はじめ江戸に出て武家に仕え、のち大坂に移り近松余七と号
して浄瑠璃作者となるが成功せず。1793(寛政 5)江戸に戻り本
屋蔦屋重三郎に寄宿、処女作の黄表紙『心学時計草』・洒落本
などを書く。
作品は『東海道中膝栗毛』・『江之島土産』など。
◎式亭三馬(シキテイ・サンバ)とともに滑稽本の二大作家と称される。
◎原稿料のみで生計を立てた最初の人といわれている。
(4)一七九四年江戸に出て……。
(5)酔斎・十偏舎・十偏斎とも。
(6)別号十遍舎