沢 宣嘉
さわ のぶよし《さは のぶよし》
1835(天保 6)
1873(明治 6)
◇江戸幕末・維新期の公卿。幼名は隈麿、号は春川。
三条実美(サネトミ)らと朝権回復・攘夷実行を唱え、日米修好通
商条約勅許に反対。1863(文久 3. 8.18)八月一八日の政変で公
武合体派に敗れて京都を脱出し長州藩に逃亡(七卿落ち)。平野
国臣(クニオミ)と10.12未明に生野(イクノ)で挙兵(生野の変)。翌日夜
に脱出し四国を経由して長州に入る。
明治維新後、明治政府の参与、九州鎮撫総督、1868(慶応 4.
5. 4)〜1869(明治 2. 3. 5)長崎府知事・外国事務総監を歴任。
1869. 8.(明治 2. 7.)設置された外務省の初代外務卿として明
治初年の条約締結に尽力。
◆墓は東京都文京区小石川の伝通院(宗慶寺)。