大熊 氏広(大熊 氏廣)
おおくま うじひろ
1856(安政 3)
1934(昭和 9)
◇彫刻家。東京の人。
1876(明治 9)工部美術学校開設とともに彫刻科に入学し、イ
タリア人教師ラグーサに師事し、1882(明治15)主席で卒業。
工部省に入り、皇居造営の彫刻制作に従事。1885(明治18)宮
内省から大村益次郎の銅像制作を依頼されると、1888(明治21)
研究のため留学し、パリ美術学校のファルギエル、ローマ美術
学校のアレグレツティ、モンテヴェルデに師事。翌年、帰国し
てキヨソネが描いた大村の肖像画をもとに銅像を制作。
有栖川宮熾仁(タルヒト)親王や小松宮彰仁親王などの彫像を制作。
文部省美術展覧会開設とともに審査委員。